

Signal Flow

Dual Oscillators
鋸歯状波(Saw tooth)ベースのオシレーターが2つ有ります。
オシレーターからは、鋸歯状波と鋸歯状波から生成される矩形波を出力します。
"TUNE"入力に何も接続していないときは、"COARSE"つまみでオシレーターのピッチを可変できます。
このとき、2つのオシレーターは同じピッチになります。
また、VCO2は"FINE"つまみでピッチをわずかに可変できるので、VCO1と同時に出力した音をミックスすると、DeTune効果を実現します。
もちろん、"TUNE"入力の1と2に別のCV信号を入力して個別にピッチを制御できる独立したオシレーターとしても使うことができます。
PulseWidthModulation
鋸歯状波から生成される矩形波は"PWM"でデューティー比を可変できます。
"PWM"つまみの1も2も常に矩形波のデューティー比を可変できるのと、"PWM"入力に接続したCV信号でも同時にデューティー比を可変できます。
"PWM"入力に何も接続していないときは、VCO1の"PWM"つまみで2つオシレーターのデューティー比を同時に可変できます。
これは、"PWM"入力の1だけにCV信号を入力しても同様です。
このようにPWMについては、柔軟に制御することが可能です。
Oscillator Sync.
"OSC.SYNC"スイッチをONにすると、VCO1の鋸歯状波でVCO2のピッチを強制的に同期させることができます。
オシレーターシンクがONのときは、マッシブな太い音になります。
VCO2のピッチを固定にしたまま、オシレーターシンクをONにすると無機質な音色になります。
X-Modulation
X-Modulation(Cross Modulation)はVCO1の鋸歯状波をVCO2の鋸歯状波で変調します。
"X-MOD."スイッチをONにすると、VCO1の鋸歯状波が変調され、変調前の音とミックスされて出力します。"DEPTH"つまみで変調の度合いを調節できます。
VCO1の鋸歯状波にだけ効果が有り、VCO1とVCO2の矩形波には影響がありません。